VOICE.01
Voice 01Y・Y
実はもともと保育士になりたかったのですが、自宅で両親が祖父の介護をしている姿を間近で見て、
「介護の仕事もすごく大事だな、素敵だな」と心を動かされたのが、この道に進んだ原点です。
就職活動の際、通っていた短大に当施設の求人が出ており、自宅から通いやすい立地だったこともあって応募しました。
初めての就職で緊張していましたが、面接の際に顧問の方々が非常に丁寧に対応してくださり、その温かい雰囲気に触れて「ここなら安心して長く働けそうだ」と直感したことが、最終的な入職の決め手になりました。
利用者様がその人らしく生活できるよう、食事・入浴・排泄といった三大介助をはじめ、ベッドからの移乗や身だしなみを整える整容など、日常生活全般の支援を行っています。
業務を行う上で特に大切にしているのは、利用者様の日々の些細な変化を見逃さないことです。
体調の変化はもちろん、言葉にならない訴えや思いをくみとり、少しでも安心して過ごしていただけるよう、一人ひとりに合わせた丁寧な声かけを心がけています。
また、事故防止や感染症対策にも細心の注意を払い、職員同士で密に情報共有を行いながら、チーム全体で安全なケアを提供できるよう努めています。
一番のやりがいは、利用者様との関わりの中で生まれる深い信頼関係です。
例えば、認知症のある利用者様に対して、日々根気強く笑顔で声かけを続けた結果、私の顔を覚えてくださったり、私が介助に入ると安心して食事を召し上がってくださったりすることがあります。
そうした瞬間に心のつながりを感じますし、ふと見せてくださる笑顔を「可愛いなぁ」と思うとき、この仕事をしていて良かったと心から思います。
また、ご家族様との信頼関係も大切にしています。面会に来られた際に、普段の施設でのご様子をお伝えすることで安心していただき、「いつもありがとう」と頼りにしていただけることも、私にとって大きな励みになっています。
私自身、勤続16年の中で3人の子供を出産し、育てながら働き続けてきました。
当時はまだ業界的にも結婚や出産を機に退職するケースが多く、前例が少ない時代でしたが、「制度があるなら活用したい。私が前例を作って後輩たちが続けられるようにしたい」と自ら働きかけ、産休・育休を取得してきました。
今後は、この経験とキャリアを活かし、後輩職員やこれから子育てを迎える世代が、仕事と家庭を無理なく両立できるよう、相談にのったりサポートしたりと、「安心して長く働ける職場環境づくり」に貢献していきたいと考えています。
プライベートでは3人の子供の母親として、育児と家事に奮闘する毎日です(笑)。
休日は学校行事に参加したり、習い事の送迎をしたりと慌ただしく過ぎていきますが、子供たちの成長をそばで見守れるかけがえのない時間です。
育児と仕事の両立は確かに大変ですが、子育てを通じて培った「忍耐力」や「相手の立場に立って考える視点」は、利用者様へのきめ細やかな気配りや支援にも活かされており、私自身の成長にもつながっていると実感しています。